講談調「北前船と昆布の話」で妄想する。 2020/03/10 

「クラフタン」では、全国に昆布の魅力を発信したいと、新しい旅行のスタイル「昆布ツーリズム」を提案したいと考えています。今、その開始に向けて、モニターツアーを実施しながら、旅行内容を吟味しているという段階まで来ました。

「国内や海外の旅行はいろいろ行ってきたけど、これからは面白い体験をしたい、自分の趣味を深めたい、体に良いことを覚えたいし実践したい」と思っている方々に、「昆布」を絡めた、他所でできない体験型の旅行を楽しんでいただきたい。

さて、2月に入り、モニターツアーも大詰めを迎え、今回は、東京からモニターさんをお招きしました。

国宝「瑞龍寺」は、コースに入れないとね・・・。

鉄板ですからね、やはり。新高岡駅から、「瑞龍寺」へ車で移動。「瑞龍寺」は、曹洞宗の名刹。平成9(1997)年に富山県で唯一、国宝に指定されました。

国宝瑞龍寺

瑞龍寺のご案内は、四津谷ご住職にお願いしました。
瑞龍寺の山門の「高岡山」と書かれた額。扁額(へんがく)って言うんだって・・。
でも、なんで山っていうんだろうー?
これは「山号」と言うらしい。仏教の寺院の名称の前に冠する称号のことで、昔は、寺院は山の中に建てられたことから、その山の名前を寺院の名前の前につけるようになったんだって。

しかも、これを書いたのが「隠元(いんげん)」という僧侶。日本にインゲン豆を伝えたのも隠元さんなんだって。なるほど、だからインゲン豆なのかー。他にも、煎茶や、西瓜、蓮根、孟宗竹(たけのこ)なども日本に伝えたらしい。あまりに身近なものばかりじゃないですか・・。
瑞龍寺の伽藍は、中国渡来の禅宗の様式を伝える江戸時代初期の建築として、1997年(平成9年)に山門、仏殿、法堂が国宝に指定され、総門、禅堂、高廊下、回廊、大茶堂は国の重要文化財に指定されています。

案内を聞きながら、ゆっくりとお寺を見て回る。
今にも雪の降りそうな鉛色の空は北陸らしい。でも、雪が降ってないから良しとしよう。
それにしても四津谷住職の話は面白い。落研に入っていたと聞いたことはあったけど、今日のはどちらかと言うと講談かなー

案内の中の「北前船と昆布の話」は本当に最高でした。ご住職が張り扇を叩いて調子を取りつつ語り、どんどんお客さんを引き込んでいく、なんていうのも面白いなー・・・。と妄想してしまいました。話芸で聴かせるというのはいいなと・・・と新たなヒントをもらったことに感謝しつつ、瑞龍寺を後にしたのでした。

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